信州博覧会CAM(コンストラクション・アート・ミュージアム)

竣工年1993
所在地長野県松本市

建設省が関わる事業のPRを目的としたパビリオンであり、土木施設のもつ豪快なスケール感、シンプルで力強い空間構成が意図された。
3mの高さから水が流れ落ちる四面の傾斜壁によって囲まれた中庭空間は、四角い空を切り取り、博覧会場の喧噪を忘れさせる。従来の単に情報を発信するだけのパビリオンから脱却し、人々の発信能力を引き出す空間が目指された。